バイクについて – 2台目

バイク

こんにちは。

 

 

 

前回、「廃道がどうのこうの〜」とブログを書いておりましたが、その時に乗ったバイクを紹介したいと思います。
まぁ、記事の中でバイクは一切登場しないんですけどね。

 

 

前にバイクを紹介した時にも書きましたが、読者が「バイクはよう分からん」という人を前提としているので、そういう方向で今回も書いていきます。

 

 

 

オーストリアのメーカー、KTMが送り出した「200デューク」。

以前に紹介した「990スーパーデューク」のちっちゃい版とイメージしてもらえれば分かりやすい…はず。

 

 

 

〜で。

 

このバイクを紹介するにあたり、前以て述べたいことが一つあります。

 

 

 

このブログと併せて、友人が作ってくれた当ブログのロゴ。

これらを一手に請負ってくれた友人はバイクとは無縁ですが、シンプルでスタイリッシュなこのロゴの中に筆者へのイメージを色々詰め込んでくれたんだなと感じさせる、とても気に入っているロゴです。

 

 

 

 

その友人と会う時にこの200デュークで駆けつけることが多く、ロゴがオレンジ色なのもそこに由来すると聞きました。
細かく分析してくれてるのぅ。

 

 

 

 

ですが…。

 

 

 

 

〜ごめん、このバイクは自分のじゃないんだわ。

 

 

 

 

せっかく良いロゴを作ってくれただけに言いにくかったのですが、家のすぐそばに置いてあって且つ所有者(父)が全然乗らないのを良いことに、自分の金で任意保険に入れてガンガン乗り回しているというだけで…。

 

 

 

尚、家にはオレンジ色のバイクがもう一台ある(後日紹介予定)のですが、これも自分のじゃないです。

友人がこの記事を見たらロゴ変更したりして…。
気に入ってるしオレンジのバイクはしょっちゅう乗ってるから変えなくて大丈夫だよ!

 

 

 

〜んまぁ、紹介に戻りましょう。

 

 

 

名前に200という数字が付いている通り、排気量約200cc(軽自動車の1/3くらい)のエンジンを軽い車体に乗っけて、街中でもキビキビと軽快に走り回れる元気なバイク。

軽いバイクならではの良さがギュギュっと詰め込まれており、「大型バイクじゃなくても楽しいよん」というのを教えてくれます。

 

 

〜ただ、「バイクの排気量」という数値は執着する人が非常に多く、そういった方達のおかげであっけなく表舞台から姿を消した哀れなバイクでもあります。

 

 

 

かなり要約しますが、免許の制度やバイクそのものの排気量ごとの区分によって

・〜50cc(原付一種)
・51〜125cc(原付二種)
・126〜250cc(軽二輪)
・251〜400cc(普通二輪)
・401cc〜(大型二輪)

〜の5種類に大別出来ますが、400ccまでは普通二輪免許(いわゆる中免)で運転が出来、更に軽二輪までは車検が不要で維持費が安いということもあり、250ccのバイクというのは非常に人気があります。

 

 

 

で、この200デューク。

 

 

一時期、同じ軽二輪の区分に属する、ちょびっとエンジンが大きい“250デューク”と併売されていた時期がありまして…。

そうなると、“排気量が大きいのが偉い欲しい”と考える人が殆どなので、「税金も何も変わらないなら250ccの方が良いだろ!」という先入観により、必然的に200デュークは要らない子扱いに。
程なくして、200ccは販売終了となりました。

 

 

 

いつも世話をしてくれるKTM専門店の人曰く、見た目はそっくりな200デュークと250デュークの明確な違いは

・200ccの方がエンジンの力が少し弱い
・けれども200ccの方が軽い
(バイクって四輪車以上に重さの違いが顕著なんです)

〜という事で、実は200ccの方がアグレッシブで楽しいとか。

 

…にも関わらず、その事実はあまり知られる事なく、「200デュークは数年前に生産終了しました」という現実だけが存在します。
ナンマンダブ、ナンマンダブ。

 

 

 

尚、この200デュークには、後ろのタイヤのところに金網みたいな部品が付いています。

これが何かというと、「インドで、横座りして乗車する女性のスカート(サリー)を巻き込まないようにする金網」で、名前もずばりサリーガード

 

つまり、今紹介しているこの個体は、「インド仕様のモデルを日本に引っ張ってきた」というちょっと妙な個体で、この金網はそれを表す証でもあります。

 

このインド仕様、「エンジンガード及びオプションとしても買えない(ダサいから買わない)サリーガードが備わる」他に、「日本仕様(もしくはヨーロッパ仕様)よりもパワーが弱い」というオマケ付き。
〜さっき「軽くてキビキビ」とか述べてたのに「パワーが無い」とはどういう事か。

 

 

 

 

〜んまぁ、何がともあれこの200デューク、楽しく走れて取り回しも軽快、燃費も32km/Lくらいはマーク出来るので、楽しさの中に実用性をも兼ね備えた一台となります。

色んな意味でちょっとトリッキーなバイクを求める方は、是非探してみてはいかがでしょうか。
もちろん、インド仕様は(他にも面倒な違いが色々あるので)探しちゃダメよ。

 

では、今回はこの辺で。

次回もよろしくお願いします。