こんばんは。
ブログの記事を練っている最中の息抜きにぴったり、“お酒グビグビ”のコーナー。「ただ更新頻度を増やす為だけの手軽な記事」と思ったそこのアナタ、正解。
今回のお酒はこちら。
“たまには酔いたい夜もある”。
淡く光ったような銘柄や、さまざまな星座(夜空)が描かれたラベルが目を惹きます。
ん〜、とても優しくなれそうなパッケージ。
製造元は沢の鶴で、以前にお話しした牧野酒造に引けを取らぬ、創業300年余りの歴史と味を持つ老舗。
中でも山田錦は代表的な作品として広く親しまれており、ご近所の酒店などでも見かけることの多い逸品。
しかしこう、記事を書くにあたって、製造元を調べると色々なお酒が目に入って欲しくなるのが困りものです。
(既に販売終了していますが)この“ヤンマーと手を組んで開発したお酒”とかものすごく気になりますもん。
にしても、改めて見返すととても取っ付きやすいというか、女性でも手に取りやすいデザインですよね。女性の買い物カゴにコレが入っていたら、何かこう色々と邪推しそうです。
さぁ、我が愛用のぐい呑み(多分ショットグラス)に注いで、いざ晩酌。
んん〜、口当たりが柔らかい!
甘みがたっぷりと含まれており、「日本酒の円い部分をより強調させたような味」で、アルコール度数17.5%という強さに反してかなりの呑みやすさです。
呑み込んだ後の香りには、度数相応の“アルコールが通った後のカァーッとする感覚”が多少含まれますが、それさえも適度に甘みを持たせて「日本酒の特徴は残しつつもネガな部分をトコトン抑え込んで、お酒が苦手な人でもトライしやすいですよ!」という味に仕立てられています。
〜そうか、それで“「たまには」酔いたい夜もある”なのかっ!つまり、ほぼ毎晩何かしらのアルコールを呑んでる筆者は、多分このお酒の狙うターゲットではない。
昨今、20〜30代の人を中心に多く居る「お酒は興味あるけれど、缶チューハイなどのごく軽いお酒しか飲まない」という人にオススメしやすい円やかさです。
ただ、繰り返しですが、度数は日本酒の中でも少々強い17.5%なので、不安な人はお酒に強い友達や家族と一緒に召し上がるのが良いでしょう。
尤も、一般的な酒瓶(720ml)の1/4相当となる180ml入りという絶妙な量にしてある為、苦手な人が少しずつ呑んだとしても2〜3日あれば空っぽになりそうです。
おまけに、製造元オススメの割り方がラベルに掲載されている(3つ前の画像参照)ので、「どうしてもそのままでは強くて呑めねぇっす…」という人へのフォローもばっちり!
いやはや、呑めば呑むほど“たまには酔いたい夜もある”という銘柄に全ての想いが詰まっているのを感じられますね。
日本酒ならではの香りや味は活かしつつ、お酒が苦手な人の為にあの手この手で親しみやすさを追い求めた「誰でも気軽に酔えるお酒」。
「日本酒はちょっと…」と考えている方にこそオススメしやすいこの一本、是非呑んでみてはいかがでしょうか。
では、今回はこの辺で。
次回もよろしくお願いします。