こんばんは。
酷暑と降雨が取っ替え引っ替えに訪れる厄介な時期が続いていますが、こんな時は家でまったりお酒と向き合ってみましょう。
最近、「お酒グビグビシリーズ」を書くにあたり、冒頭の言い訳を考えるのが楽しくなってきました。
今回のお酒はコチラ。
紅木花(べにきばな)。
ワイン好きの間では結構な知名度があると思われる、長野県の安曇野ワイナリーが創り上げるリンゴを原料にしたワイン。
長野と山梨はお酒に恵まれた土地なので、東京育ちの酒好きとしては羨ましい限り。
いつもワインはジャケ買いをする筆者ですが、今回の紅木花は
・国産ワイン
・リンゴを原料としている・細いボトルがカッコいい
〜という事で、自分なりに少し選んでみました。
国産ワインって、裏のラベルに紹介文が添えられていることが多く、これを読むのが楽しみだったりします。
ここで紹介されている“紅玉”は、ジュースや料理の具材など加工して食べるのに適した品種だそうで、ワインの原料には正にうってつけというわけですね。
私ゃ滅多に料理をしないので、その辺は全く詳しくないですが。
そして右下に写っている人がこのワインの仕掛け人、高野豊さん。
酒造業からお酒の卸売業へ、時代に合わせて変化しつつお酒と密接に繋がってきた高野総本店の代表取締役。
卸売だけでなく、ソムリエとしての知識や経験を活かしたワイン開発も得意だそうで、紅木花も独自に考案し、リンゴ農家さんと安曇野ワイナリーと三者共同で生み出されたうちの一本です。
ラベルに書いてある「マスターソムリエ高野豊セレクション」がその証。
では早速乾杯。
んん〜、濃厚っ…!
リンゴの甘酸っぱさや瑞々しさをギュッと濃縮しているような味わいで、やや大げさに表現すると「果汁170%リンゴジュース」と言うと分かりやすいかも。
お酒っぽさも感じられるものの、それ以上にフルーティで濃いめのリンゴ味が口内に思いっきり広がるので、ワインとしてはかなり呑みやすいです。
これがデザートワインの力か…!
尚、この日の夕飯は蕎麦でして、「蕎麦食った後にワインって何なんだ」と自分でも思いますが、そこは流石デザートワイン。
食後のまったりした時間に華を添えてくれること請け合いですよ。
では、今回はこの辺で。
次回もお楽しみに。