バイクについて – 1台目

バイク

こんにちは。

 

 

 

今回は「バイクについて」という、なんだか知った風な題名ですが、要は自分が乗っているバイクを紹介するだけです。

 

 

 

一応、当ブログは「バイクで行ったトコロ、バイクに乗って買ったモノ」が主体となるブログなので、バイクの紹介はいわば「ブログに関わるスタッフの紹介」のようなものかなーと思いまして。

 

それに何より、ブログを創ってくれた友人が「お前はよくバイクに乗ってるから」とバイクのグラフィックまで用意してくれたというのに、今までバイクが全然出てこなかったという始末。
〜これ背信行為じゃ…?

 

 

〜などの理由もあって、自分のバイクについて触れてみようと思った次第。

とりあえず、下記をご覧下さいませ。

 

 

 

当ブログは「バイクに興味がない人でも見れる、構成にバイクが関与したブログ」を目指しているので、出来るだけ解りやすく、専門用語等を省いた(もしくはそれらを噛み砕いた)説明を心掛けるつもりです。

 

 

〜とは言いつつ、このバイクは噛み砕いて説明するのが難し過ぎる。

 

 

バイクを知っている人に向けて軽く説明すると、
ラリーで使用を禁止された(要はレース向けの)120馬力超のエンジンを(一見、ネイキッドで乗りやすそうだけど)ガチガチで乗りづらい車体にぶち込んだ、「ストリートをスリリングに駆け抜けたい人に贈るズレたバイク」。

それなりにバイクは乗り継いできた(一部、借りて乗った)と自負していますが、その中でもコレと749R(ドゥカティ)は一、二を争う乗りにくさです、ええ。

 

 

まぁ、気を取り直して。

 

 

 

オーストリアにある会社、KTM(読み方はそのまんま、ケーティーエムで大丈夫です)が造った990スーパーデュークというバイク。

廃墟の記事でチラッと見えていたバイクはコレになります。

 

 

ざっくり説明すると、

1.目立つ(良くも悪くも)
2.乗りづらい

〜というのがこのバイクの特徴。
「…それってダメじゃね?」と思ったそこの貴方。その通りです、ダメです。

 

では、もう少し詳しい説明を。

 

 

 

まず、「目立つ」という点について。

 

力強そう(速そう)なデザインの車体に力強いエンジンを乗っけて、もう見た目そのまんまの「ヴォロロロロ…」という(ちょっとやかましい)エンジン音と共に吹っ飛んでいくような、いわゆる“モンスターマシン”。

 

 

 

〜ただ、顔つきに覇気はなく、正面から見るとユルいというか、なんとも言えない表情。

多分、バイクをよく知らない人がこの顔だけ見たら、「格好良い」とか「速そう」ではなく「変なバイク!」と答えるでしょう。
実際、変なバイクなので正解です。

 

でも、最近は車もバイクも「睨んでばかりのキツい顔」が殆どなので、そういうデザインばかりの現状に辟易としている私としては、少しユルい表情の方がかえって好感が持てます。

時代に求められるデザインというのもあるんでしょうけど、技術は進化していてライト(いわば“お目目”)は色んな形に出来ますから、「空気抵抗は良くして(=燃費を良くして)顔つきは和やかに」なんてのは出来ると思うんですけどねぇ。

もちろん、「鋭いデザイン」そのものは決して嫌いではないですよ。
「そればっかり」というのが嫌なんです。

 

 

 

ともあれ、こんな変な顔のがデカい音(元々そういう音なんです…)を出して走り回るものですから、良くも悪くも注目度はバツグン。

子供たちが指を差して「ママー、変なバイク!」と言うことがあったら、笑顔で「そうだねぇ、変なバイクだねー」と優しく返してあげて下さい。
これに乗ってる人は、多分モノ好きな人なので大丈夫です。

 

 

 

このバイクにおいて、「変なバイクを決定づけるポイント」のひとつがコレ。
冷却水の給水口を確保する為にボディをグニャーっと捻じ曲げた結果、左右非対称の妙なデザインに。
〜それでホントに良いのか。

 

 

 

お次に乗りづらさ。

 

マニュアルの車やバイクで、よく話題に挙がるのがエンスト。

教習所はもとより、免許取得後にも少し油断した瞬間に「…ガコンッ」と止まった経験のある方、多いのではないでしょうか。

 

そんなエンストを気軽に味わえる起こしやすいうえに、それを気にしてスロットル(アクセル)を開けると「ヴァララララ」と騒音をわめき散らし、勢い良く飛び出そうとするエンジン。

 

〜住宅街では間違いなく不合格です。

 

 

そして他に

・高燃費(13km/Lくらい)
・座席が高くて足が着かない(外車ですもん)
・曲がらない(ハンドルがそんなに曲がってくれない)

〜などの要素が加わり、「乗りづらい」を通り越して、なんだか逆に楽しくなってくるバイクです。

 

 

 

現在、同じ“スーパーデューク”という名前で「更に速く、扱いやすく、シャープなデザインになったもの」が製造されており、まともに比較したら「所詮旧型のバイク」という印象で終わります。

 

 

〜が。

 

 

最近は「ものすごく速いけれど、穏やかに走るのも得意なバイク」が台頭する中、「のんびり走れないです。使い勝手悪いです。嫌なら乗らなくて結構。」という態度を露わにする990スーパーデューク。 

正直なところ良いバイクとは言えないですが、捉え方によっては「見た目も乗り心地も個性の塊」と呼べる愛すべきトンチンカン。

中古車は人気が無く比較的安めなので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。

 

 

もしもですが、この記事を見てバイクに興味を持った方が居ましたら、悪い事は言わないので別のバイクにした方が良いです。

だって乗りづらくて維持費も高いのに、羨望の眼差しではなく好奇の目で見られるのよ?
ただのドMバイクですよ?

 

では、今回はこの辺で。

次回もよろしくお願いします。